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人間は、この世に出現してから、常に飢餓との戦いを強いられてきました。
このため、食料を確保できる間に脂肪という形で体内に蓄えるような仕組みができあがりました。
戦後、高度経済成長ならびに、食生活の欧米化にともない、摂取カロリーの上昇と、交通機関の発達にともなう運動量の減少が、肥満に拍車を駆けるような時代になっています。
さらに、仕事社会のため、夕食が夜遅い時間になり、摂取したカロリーが消費されず、朝までに蓄積され肥満の原因になることもあります。また、ストレスで過食となることも肥満の原因になります。
一言で言えば、まずは食べないこと。「言うは易く行うは難し」と言いますように、簡単ではありません。では、ひとりひとりの生活面から、基礎代謝、摂取カロリー、運動による消費の面から説明しましょう。
人間は生まれてから、20代前半まで、食事を摂取し成長します。この間は、成長するためのエネルギーと、体を維持するためのエネルギー(基礎代謝+α)が必要です。
ここで考えていただきたいのは「貴方はまだ、成長するためのエネルギーを摂取していませんか?」と言うことです。つまり、成長期と同様な食生活を送っていると、ストレスや社会環境の変化がなくても、必ず横に成長すると言うことです。
身体ができあがってからは、食事の量を少し減らさないといけないと言うことです。昔の方がよく「腹八分目」と言っていたのはこのことを言い表していたのではと考えます。
コレステロールの高い方は、卵黄や肉の脂身、レバーなどに注意してコレステロールの摂取を控えます。
中性脂肪の高い方は、ケーキ、ドーナツなどの甘いものやアルコールを控えます。また動物性脂肪を制限し、穀類、麺類が多い人はこれも控えます。
コレステロールと中性脂肪の両方高い方は、上記の両方を控え、さらにカロリーを抑えることで体重をコントロールすることが大事です。
逆に摂取しておいた方が良い食事といえば、野菜や海藻、きのこ、豆類といったものになります。また、飽和脂肪酸は動物性脂肪に、不飽和脂肪酸は植物性脂肪に多く含まれていますが、不飽和脂肪酸の方を摂取することが大事です。
生活習慣病や糖尿病、肥満、高血圧などのことでしたら当クリニックへご相談ください。
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